2011年宝塚星組「メイちゃんの執事」 ~胸キュンについて~
ネタバレ?ではないかもだけど、少し内容書きますので、閲覧注意。
そういうシチュエーションに長年縁がない人生だったからか、少女漫画チックなものって大好物なんですよ。
胸キュンなシーン、女子の世界…うっとりします。
漫画内の女子の世界に心動くのは、私がスクールカーストの底辺で、友達のいない生活を送っていたからかと。私にとって、漫画にある女子ワールドは、非日常・異世界。
一番キュンなシーンは、理人さんがメイちゃんにリップを塗るシーン!
メイちゃんに合うように調合してくれて!
指で塗ってくれて!!
ほんでキッス!!!
は~、たまらん[emoji:v-238]
メイちゃんがプレゼントに驚いているのも、理人さんが我慢できなくなってしまっているのも。
見てるこっちがハラハラドキドキしちゃーう!
あの間合いがね!最高よね!
そして少女漫画感をどーんと引き出してくれるのは、美弥るりかさんの目の大きさ!
二次元から飛び出してきたようなビジュアルで、舞台に引き込んでくれます。
他の演者さんをみても、漫画という現実離れした世界観を作り出していて、素敵な舞台だなーと思いました。
原作は読んだことないから、みてみることにしよう♪
そして、この作品を通して気付いたこと。
私は少女漫画の、キスにドキドキするような胸キュン具合が好きだ!
大人なんて、セ◯クスばっかだからねー。
そういうのより、「キスって、どんなかんじなんだろ…?!」くらいの、キスに憧れるようなドキドキがイイ!
更に言えば、唇をアップするより、この舞台のように背を向けてるくらいが一番ズキューン
そんなこんなで、乙女心が満たされて大満足な作品でした。
セーラームーンミュージカル ~はじめまして~
今日からブログを始めてみます。
ツイッターの140文字を飛び出して、あたまのなかみを垂れ流しさ!
さて、初回の今日は、先日みてきたセラミュことセーラームーンミュージカルについて。
子供の頃、親に連れられて一回くらいはみたことがある気がしないでもないセラミュ。
しかし当然あまり記憶が定かではないので、初めての気分!
ちょうど世代な私、セラムンときくと、ほぼ無条件でテンションあがります!
ここ最近のリバイバルもあって、幼少期にしまいこんだ宝箱をそっとあけた気分になってたんだよね。
すきなライターさん、少年アヤちゃんのツイートをみて、セラミュが関西にくることを知り、慌ててチケットを取ったのです。
みてきましたよ~~~
正直、人間がセーラー戦士をするとかそこまでやろー、と思ってました。すみません!!!
ストーリーについては、???なところもあったけど、役者さんたちは本当に本当に素晴らしかった。
セーラー戦士が、確かにそこにいました。
表情、喋り方、昔みてたアニメそのまま。
私が特に推したいのはこの二方!
それぞれの素晴らしいところを、書いてみます。
まず、高橋ユウさん。
ユウジュピターは、誰よりも本物でした。
まこちゃんが、ジュピターが、そこで動いてる!ってかんじでした。
喋り方は勿論、動きがまこちゃんでしかない!
ポージング、角度、立ち振る舞い全てがまこちゃんそのもので、舞台上で一番目を奪われる存在でした。
まるで画面から飛び出てきたみたいで、なんというか、鳥肌もの!
なんでここまでぴたっとくるの???魂が乗り移ってるのではなかろうか!!!
私が観劇した日は、終演後に太陽系5戦士がお見送りしてくれる日でした。
ドアの近くで5人が一列に並んで、バイバーイって手を振っててくれるの。
想像以上に距離が近い!いいのか、大丈夫なのかこれ!ってくらいに。
みんな、キャーキャー、かわいいー、ってかんじで通過して行ったけど、
私、我慢できなくて、
「本物のまこちゃんみたいだった…!」って伝えてみたの。
そしたらね、こめかみから閉じたピースを飛ばしてくれた[emoji:v-354][emoji:v-354][emoji:v-354](え、伝わるかなこれ。)
その笑顔さえも、まこちゃんだった。
泣きそうになってそのままトイレにかけこんだとも。暫くバクバク。
もしかしたらマナー違反だったかのかもしれないけど…凄い宝物を手に入れたよ。
お次は大和悠河さん。
や~~~、もう、色気!少女マンガの世界!うさぎちゃんが羨ましい!
そしてあのマント捌きの美しさたるや!一度目から「!」ってなったよ!
あのマント捌きは、美しさ以外にも重要な意味があると思ってるんですよ、私。
セラミュは、アニメを舞台化したもの。着ぐるみではなく、人間が、お衣装やカツラなどを使ってキャラクターになるもの。
アニメって、「人間より大げさ」という特徴があると思ってます。
人間より目が大きかったり、人間より派手な髪型だったり、人間より凄い動きができたり。
アニメを舞台化するということは、人間が人間を超えなければならない。
そうでないと、伝わらない、それっぽくない。
例えば、戦士の必殺技。
ウラヌスの「ワールド・シェイキング」の、「ワールド」と「シェイキング」の間に一瞬、ガクガクっとした動きをするでしょ?
でもこれは、人間離れした動きで、とても再現できない。
どうしても、こういうことがあると思うんです。
そこでそれを感じさせないための、人間を超えてゆく術がこのマント捌き!だと思っています。
ただ美しいだけでなく、より2.5次元に近づくための魔法。
そう考えると、マント捌きに敬礼したくなっちゃう。
今回はおふたりをプッシュしましたが、皆さん本当に素敵でした!
予断ですが、お食事のシーンで七木奏音マーズがチャーシューを落としてしまったところは、クスっとさせてもらいました笑
その姿さえ、キュート[emoji:v-238]
また関西きてくれるかな。待ってるよ。