「卒業」についての私の成長
アイドルグループなどを抜ける時、その人が男性なら「脱退」、女性なら「卒業」と言われる。
ジャニーズのグループの誰かが辞めるなら「脱退」、AKBなら「卒業」。
男性はいつまでもアイドルでいられるのに女性にとってはいつか辞めることが当たり前だという風潮が表れている言葉に思えて、だから私は好きじゃない。
「卒業」という単語に続く言葉は「おめでとう」。
益々よくわからない。
たとえ男役であっても、女性で構成される宝塚歌劇団は「卒業」。
だから「卒業おめでとう」と言う。
もやっとする。
「お疲れ様でした」や「ありがとう」とは思っても、「めでたい」のだろうか。
ずっとそう思ってきたけれど、明日海りおさんが仰ってた。
長い間追い続けてきたことが形になる時だから、って。
(※いま手元に資料がないので多少言葉が違うかも)
たくさん苦労してきたであろう中の人の言葉には重みがある。
私は中の人ではないから、今でも「卒業おめでとう」よりも「ありがとう」が自分にはふさわしいと思っている。
でも、「おめでとう」の気持ちも少しわかった気がする。
そんな6/9でした。