あたまのなかみ

あたまのなかみを公開します

私と雨宮まみさんと、時々タカラヅカ

昨日、というか日付が変わったから一昨日は雨宮まみさんの命日でした。
一年、早かったような長かったような。
今でもたまに、心の中でまみさんに語りかけています。
ツイッターを見ると、同じようにまみさんに想いを馳せている方々がいて、知らない人同士なのになんだかあったかい気持ちになりました。

 

昨晩の私はというと、少し久々に私のバイブル『女子をこじらせて』を取り出して読んでました。
読むの遅いから一晩で読みきらなかったけど、やっぱりまみさんの文章が好きだし、救ってもらったし、間違いなく人生の幅を広げてもらったなあと思います。

 

今日は、私の中のまみさんの思い出を勝手に書き綴ります。

注:私はただの一読者なので、以下完全に私の徒然なるままの回想日記です。

 

まみさんを知ってのは、上に挙げた私のバイブル『女子をこじらせて』がきっかけでした。
ハッキリとは覚えてないけど、多分ツイッターでオススメの本としてTLに流れてきたんだと思います。
試し読みしたわけでもないのになんとなく導かれるままに買ったことを考えると、運命ってこういうことなのかなー、なんて。

 

本に出てくるまみさんと私は、やってることは全然違うのに抱えてきた感情が近くて、子供の頃からの人生の答えあわせをしているようでした。

そして、自分がまだ過ごしていない年齢の部分は人生の予習をしているようでした。

これを読んだら、心の中に味方がいるような、少し強く生きていけるような、そんな気がしました。

 私だけでなく多くの人が抱えてきた感情に寄り添った文章を書いてくれるのが雨宮まみさんなんですよね。

それ以外の本も買ったし、ツイッターでフォローしてネットの連載も読んでました。

お悩みの連載も、お部屋探しの記事も、amazon買い物ブログも、どれも好きだったなあ。

 

ある日、まみさんが大阪に来ることを知りました。

ZUKA BAR ノバ・ボサノバさん↓

twitter.com

たちが、「タカラヅカハンドブック」の出版を祝うイベント(だったのかな?)、その名も『ヅカ色の雨にぬれて』。

当時、宝塚のタの字も知らず、「関西に住んで暫く経つし、まみさんもお好きみたいだから一度は観劇してみたいなー」程度だった私。

イベント内容は全然ついていけないかもだけど、関西でまみさんがイベントをされるとかなかなかないと思ったし、とにかくまみさんに会いたいがために無防備にも乗り込んだのです。

 

最初は「やっぱ宝塚のメイクって濃いなあ…」なんて思いながら座っていたのですが、会場にいる皆さん(出演者も、遊びに来てた方々も、ほんまにみんな!)の熱量と楽しそうなお姿に圧倒されて、いつのまにか私も一緒に「うおおおお!」ってなってて、帰る頃には「チケット取らなきゃ…!」ってなってました笑

話が脱線していますが、まみさんが、そしてこのイベントが、私が観劇するようになったきっかけです。

(ゆるい宝塚ファンとしてすくすく育った今なら、イベントタイトルが何のオマージュだったかわかるぜ…!雪組さんでの再演、素敵でしたね。)

こんなところに書いて宣伝になるかわからないし、そもそもただの客である私が勝手に宣伝するのも失礼だけど、ノバ・ボサノバさんのヅカオタお茶会11/29(水)にも開催されますよ。難波のLoft Plus One Westにて。

 

いつもぼっち参加していますが毎回めっちゃ楽しいので、うっかりここまで読んじゃった人はぜひ来てみんなでワーキャーしましょうね。

 

で、そのイベントの日にまみさんがサイン会してくださるということだったので、並びました。

心から尊敬する憧れの人が目の前に!という緊張と興奮で本当に泣きそうで、並んでる間に泣かないようにずっと太ももをつねったり無理やり別のことを考えたりしていました。

結局私の番になった瞬間に涙腺決壊したんですけどね笑

「こんばんは~(ダバダバダバーーーーー)」みたいな笑

対面した瞬間に泣き出すという明らかに挙動不審な私にも、まみさんは優しかった。

気持ちが溢れるばかりで、何も言葉にして伝えることはできなかったけど、本当にあの日にお会いできてよかった。

当日購入した『タカラヅカハンドブック』にサインをいただき、更に我侭を言って『女子をこじらせて』にもサインを入れてもらいました。

ここには載せないけど、まみさんのサインめっちゃかわいいですよね。

 

本を通して出てきた感情のひとつひとつが、私のまみさんに対する宝物。

あの日会いに行けたことも、特別な思い出。

まみさんのことを考える時には、文章を読んだときの気持ちの高揚とともに、優しい笑顔を思い出します。

 

正直、亡くなったと知った時は、凄くショックで悲しくて、それと同時に人生の先生がいなくなってしまうような、困る!という感情まで湧いてしまいました。まみさんにとっては失礼で迷惑な話でしかないと思いますが、誰が私や他の読者を支えてくれるのだろうと途方に暮れてしまったのです。

仕事中にうっかりネットで訃報を知って、その日は仕事にならずに一日放心状態で泣いて。

でも次の日には決めていました。私は絶対40歳より前には死なない、と。

まみさんが生きることが叶わなかった40歳より先を、私は味わってやるんだ、と。

意地でも、絶対絶対生きてやる!

辛いことも悩むことも多いけど、楽しいことも含めて全部なめつくしてやるんだ。

 

私の最近は、考えることが多くてぼんやり生きてしまう時期のようだけど、この節目に本を読み返して、殴り書きの日記のようなブログを書いて、気持ちが新たになったかも。

改めて、生きようと思った。うん。

 

 

明日、というか今日はこんなイベントもあるようなので行ってみようかな。

 というこれまた謎な宣伝。

 

 

…どうしめたらいいかわかんなくなっちゃった。

特に推敲もしていないめちゃくちゃな文章だけど、明日のために、最近荒れまくってるお肌のために、風呂って寝ます。

もしここまで読んでくださった方がいらしたら…「本日は本当にありがとうございました!」

おやすみなさい。