あたまのなかみ

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長崎大病院の障害者差別について ~そういう問題じゃない~

みなさまこんばんは。まずはこの記事を。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160122-00000041-asahi-soci

長崎大の婦人科にかかった障害者女性とその親に対して「彼氏も結婚もできないでしょ?」と言い放った女医。

その問題に投書があったにもかかわらずそれに対して対応報告が充分になされなかったという話題。

んも~、つっこみどころ多すぎません??

①そんなことを言えた女医の頭

仮に心の中で思ってたとしても、口に出したらアウトなことってあります。

そもそも生理不順で来院したんでしょ?PMSって知ってる?日々の生活に支障が出るものだから病院行ったんじゃないかね。

②注意する側の頭

『増崎英明院長が会長を務める意見箱の検討会は、障害のある人に配慮するよう医師を注意した。』ですって。

障害のある人に配慮するとか、そこじゃねえよ!

相手が障害者であろうとなかろうと、人間として言ってはいけないことを言ったし、下手したらPMSの知識が充分にない医師なんですよ?

ていうかこの検討会の会長は院長なの?検討会がまともに機能していない上に、院長がダメすぎるのがバレたな。

③問題の放置

8月に投書があって、12月に「あの件どうなったの?」と親サイドから言われて初めて謝罪。

女医や検討会のみなさんが、

「ど~~~~~でもいいわ!ハッ」程度に思ってたってことですね~。

最早②の、注意しましたってのも本当かどうかわからないよね。

④言い訳

最後の段落にあいた口がふさがらなくなったので、まるっと抜粋しますわね。

『発言をした医師は「妊娠や診療の心配はないことを伝えたかった」と話しているという。増崎院長は「配慮を欠いた説明により誤解を招き、たいへん遺憾。(医師の)真意は障害者を蔑視したわけではなく、言葉が足らなかった」とコメントした。』

上の①の通りPMSというものがあるので診療の必要がないとは言い切れません。

真意がねじれ伝わったのが問題ではなく、言わなくていい真意までバッチリ伝わった結果なので、『誤解を招いた』わけでも『言葉が足らなかった』わけでもありません。

よく言われることだけど、「遺憾」とは、goo辞書さん曰く『期待したようにならず、心残りであること。残念に思うこと。また、そのさま。』

つまり、あんまり悪いと思ってないのよね。全く謝る気がありません。

『障害者蔑視ではない』って、本当に本当にそう思ってる?

言葉じゃなんとでも言えるんだから自分の胸に手を当てて考えてみやがれ!

フェミニズムや障害に絡むと、どうしても熱くなってしまうな。

手帳が出ない程度の障害?持ちの女の子、明子ちゃんでした。